知床エリアの概要
知床は北海道東部に位置し、2005年に世界自然遺産に登録された日本屈指の大自然エリアです。流氷が育む豊かな海洋生態系と原始性の高い陸域生態系の相互作用が特徴で、サケ科魚類や海棲哺乳類の重要な生息地となっています。
遊漁においては、オホーツク海側のウトロ地区と根室海峡側の羅臼地区が主要なエリアとなり、ホッケ、カレイ類、コマイ、チカなどの堤防釣りから、夏から秋にかけてはサケやカラフトマスを狙う釣り人で賑わいます。道内屈指の釣りポイントとして知られるウトロ港周辺では、サビキ釣りでチカやイワシなどの回遊魚を狙えるほか、三角岩付近では潮通しがよく青物も期待できます。
UMIMAPでは、この広大な知床エリアの各ポイント情報を簡単に確認できます。
知床の漁業権について
知床エリアでは、複数の共同漁業権が設定されており、遊漁者が注意すべき魚種が多数あります。特に多いのはたこ、ほたてがい、うに、なまこ、ほや、こんぶ、つぶ、ほっきがい、ほっかいえびなどで、これらは各漁協の漁業権対象となっています。
また、のり、ふのり、えぞばかがい、さらがい、えむし、えぞきんちゃくがい、もずく、ぎんなんそう、ちがいそ、まつもなども漁業権が設定されている場所があります。
漁業権が設定されている魚種を許可なく採捕すると密漁となり、罰則の対象となりますのでご注意ください。
UMIMAPでは、地図上の気になるポイントをクリックするだけで、その場所にかかる漁業権魚種を即座に確認できるため、トラブルを未然に防ぐことができます。釣りや磯遊びの前に必ず漁業権の有無をご確認ください。
タコと甲殻類と魚
貝類
海藻
その他
その他の漁業権魚種
免許番号:根海共第1号、根海共第2号、網海共第8号、網海共第22号、網海共第32号
※ 全魚種が表示されない場合があります。詳細は地図上のポイントをご確認ください。
使える道具(北海道)
知床を含む北海道の海面では、北海道漁業調整規則により遊漁で使用できる道具が厳しく制限されています。
海面において使用が認められている漁具・漁法は、竿釣および手釣、たも網(網口及び網の長さの最長部が40センチメートル未満のものに限る)、そして徒手採捕のみです。
ひっかけ釣り、じょれん、熊手、スコップ、棒などの道具を使った水産物の採捕は、漁業権の有無にかかわらず禁止されています。
また、河川においても、刺し網、投網、どう、かごなど一部の漁具は知事の許可が必要となり、無許可での使用は密漁となります。
知床では世界遺産の自然環境を守るためにも、ルールを遵守した遊漁が求められます。UMIMAPでは、クリックした地点で使用可能な道具・禁止されている道具を漁業調整規則に基づいて表示しますので、現地に行く前にぜひご確認ください。
知床の主な釣りポイント
知床半島には多数の漁港・ポイントがあり、西側のウトロ地区と東側の羅臼地区で特色が異なります。ウトロ漁港は知床半島西側を代表する釣り場で、岸壁や堤防からホッケ、コマイ、カレイ、サクラマス、サケ、カラフトマスなど多彩な魚種を狙えます。羅臼漁港は根室海峡の漁業拠点となる大型港で、チカ、マガレイ、クロガシラガレイ、コマイ、カジカ、ガヤ(エゾメバル)などが釣れます。松法漁港や於尋麻布漁港も地元釣り人に人気で、3漁港を巡りながら釣る方も多いです。相泊漁港は知床東海岸の最先端にあり、カラフトマス狙いの渡船の出発点としても知られています。なお、ヒグマの生息域でもあるため、河口付近での釣りには十分な注意が必要です。UMIMAPでは知床エリアの漁港を網羅しており、各ポイントの詳細情報を確認できます。
港
漁港
※ ポイントをタップすると新しいタブでUMIMAPの地図が開きます。
知床の遊漁まとめ
知床は世界自然遺産に登録された、海と陸の生態系が豊かに連なる日本有数の遊漁エリアです。ウトロ漁港や羅臼漁港など道内屈指の釣りポイントを有し、季節に応じてカレイ類、ホッケ、コマイ、チカからサケ・カラフトマスまで多彩な魚種を狙えます。一方で、たこ、うに、なまこ、こんぶなど多くの魚種に漁業権が設定されており、使用できる道具も竿釣・手釣・たも網(40cm未満)・徒手採捕に限られるなど、遊漁者が守るべきルールも多いエリアです。トラブルなく知床の釣りを楽しむためには、事前の情報収集が欠かせません。UMIMAPなら、地図上で気になるポイントをクリックするだけで、漁業権魚種・使用可能な道具・周辺の漁港情報をまとめて確認できます。世界遺産の大自然の中で、ルールを守りながら最高の遊漁体験をお楽しみください。